10月 032019
 


気配のような染付…。

染付壺 花蝶文/w26cm h33.5cm


ただいま、山本 亮平・ゆき 展 開催中です。
〈写真は初日の様子です。〉

9月28日(土)− 10月7日(月)
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
※定休日2日


淡く、どこまでも淡く…。

消えてなくなりそうなくらい淡い染付の中に、 古典を写すのではない、
抽象絵画のような 独自の世界を作ろうとする山本さん。

今回は、染付、白瓷、青瓷、粉青瓷、 面取り、がテーマだそうです。
古の先にある新しい世界、是非ご覧ください。



磁器の強さと陶器の味わいと…。

堅手鉢 掛け外し/w15.7cm h5.3cm


絵画を学び、現代美術にも造詣の深い山本さん。
釉薬の掛け外しにも アートの匂いを感じます。

染付から、白瓷、青瓷、粉青瓷、堅手、そして唐津まで。
古の先にある新しい世界、是非ご覧ください。



色があるような、ないような…、
絵があるような、ないような…。

粉青瓷盃/w8cm h3.6cm 染付注器/w8cm h8cm



【追加入荷のお知らせです。】
台風の影響で、窯出しが会期初日に間に合わなかった分が昨日届きました。
徳利や片口などの酒器を中心に、食器、箸置きまで。
さらに充実した内容でご覧いただけます。



見込みに描かれた陰刻のお花、見えますか?


染付花卉文皿 7寸/w21cm h3.6cm




ヌスビトハギ、スズバラ…。


瑠璃色に山野草は良く似合います…。
瑠璃角掛花入れ/w15.7cm h5.3cm



やわらかなロクロ、淡く深い色…。

粉青瓷皿/w20.7cm h5.5cm


山本さんの仕事は、描いているのかどうか、わからないくらい淡い染付や
あえて均一に焼成しない淡い色が混ざり合った白瓷や青瓷。
磁器とも陶器とも違う堅手など。
白黒はっきりしない「淡い心地良さ」が魅力です。

写真には映らない心地よい感覚、是非 手に取ってご覧ください。


気持ちいい、ゆらぎのような青瓷茶坏…。


白瓷茶銚/w6.8cm h7.2cm
青瓷茶坏/w約6cm h約2.5cm




□掲載のお知らせ□

madame FIGARO.JPに「うつわディクショナリー#59  古くて新しい白磁。山本亮平さん、ゆきさんのうつわ」
として展覧会の様子を詳しくご紹介いただきました。

インタビュー形式で、陶芸を始めたきっかけから
現在の有田での制作のことまで丁寧に紐解いた内容です。

madamefigaro.jp/interior/series/utsuwa-dictionary/
からどうぞご覧ください。



後半に入りました。引き続き、山本 亮平・ゆき 展 ご覧ください。

会期は10月7日(月)までです。
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)


□写真□
白瓷台皿/w6.8cm h7.2cm
トリハシオキ/w約6cm h約2.5cm

横浜山下町でお待ちしています。



@madamefigarojapon

 

 Posted by at 2:55 PM

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