4月 232019
 


静謐な茶碗…。

ちゃわんw16cm h29cm



長い年月、地中に眠っていたかのような肌合い…。

水差しw9cm h28.5cm



そろそろ硝子で一杯やりたい季節ですね…。

左/酒杯w5.2cm h4cm
右/酒杯w5.4cm h4.7cm


瀬沼さんの色が入った作品は、
はじめてみた気がします。是非ご覧ください。




美しい立ち姿とは…。

そろりw32.3cm h7.5cm


古い陶磁器を思わせる硝子の花器、茶碗を制作する瀬沼さん。
写真は、茶道具の銅製「曽呂利」の写しです。
ガラスになると、清々しい気持ち良さがあります。
是非ご覧ください。




陶器のようなガラスのお皿…。

左/plateいっしゃくw30cm h3.5cm
中/plateはっすんあさづくりw23.3cm h2cm
右/plateはっすんふかづくりw25cm h3cm


ただいま、
瀬沼健太郎硝子展開催中です。

会期は4月29日(月)までです。
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)
※明日24日(水)は定休日です。


味わい深い陶器のような、ガラスのお皿を作りたかったそうです。
この季節、葉を敷き新鮮な鮎が似合うといいなと笑っていました。

陶器の一点もののように
あえて風合いを変えたいろいろなお皿があります。
是非ご覧ください。



時を越えて…。

アンフォラw6.5cm h31cm


アンフォラは古代ギリシャ、ローマではオリーブオイル、ワイン、穀物など
必需品の保存、運搬に使われたものだそうです。

時を越え、国を超え、ガラスの花器として楽しむのもいいですね。
是非、手に取ってご覧ください。


 

 Posted by at 3:30 PM
4月 232019
 


なげいれ…。


ただいま、
瀬沼健太郎硝子展開催です。

4月20日(土)− 29日(月)
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)
作家在廊日20日 ※定休日24日


古い陶磁器を思わせる
硝子の花器を中心に制作する瀬沼さん。
個展前日、八王子の山に入り
草花を採ってきて、
ご自身で生ける様子です。

今回は、花のうつわに加え、
初めての食のうつわを
ご覧いただけます。




「みなもにかげ」と名づけられた大皿に持ち込まれた森の風景…。

みなもにかげw52.5cm h7.5cm




ありそうでどこにもなかった硝子のうつわ…。
plateはっすんごぶ w25.5cm h2cm


ありそうでなかった硝子のプレート6寸から8寸5分まで、
いろいろご覧いただけます。




はじめてのうつわです…。

しのぎのはいw7cm h8cm



水のかたまりに花…。

花入w13.5cm h20cm


初日は、瀬沼さんが在廊され、お客様の希望でいろんなタイプの花器に
お花を生けて見せてくれました。
クリアで透明な花器は、まるで水のかたまりのようで、
陶磁器とは違う新鮮な感覚です。是非ご覧ください。




水のかたち…。

梅瓶w16cm h29cm(売約済)

 Posted by at 3:03 PM
4月 162019
 


4/16(火)搬出休
4/17(水)定休日
4/18(木)定休日
4/19(金)搬入休
の後…。



今週末より、
瀬沼 健太郎 硝子展 開催です。

4月20日(土)− 29日(月)
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
作家在廊日 20日 ※定休日 24日


食のうつわ、花のうつわ…。

古い陶磁器を思わせる
硝子の花器を中心に制作し、
ご自身で花を生けることでも
知られる瀬沼さん。

今回、2010年に独立されてから
初めての「うつわ」をメインにした
展示になります。

写真は、深い森の中にある水辺の気配を
閉じ込めたかのようなプレート
(径31.5cm 高さ4cm)です。

食のうつわから花のうつわまで、
新しい瀬沼さんの仕事、
是非ご覧ください。



#瀬沼健太郎
#硝子#硝子作家
#個展
#花器
#sumica栖
#うつわ
#器#器好き
#横浜

 Posted by at 10:54 AM
4月 122019
 


「振り返る鹿!?に見えませんか…。」
と笑う安齋新さん。

白磁刻紋芙蓉手皿w17cm h3.3cm


安齋 新・厚子 展、
4月15日(月)まで開催です。
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)


古い染付からとった刻紋のお皿。
きれいにし過ぎない味わいを大切にする安齋さんのうつわには、
どこか懐かしい風情があります。
是非ご覧ください。




足し過ぎないことで生まれる静かな佇まい…。

青磁8寸段皿w25cm h2cm


現在開催中、安齋新・厚子展
madame FIGARO.JP「うつわディクショナリー」に掲載いただきました。

(madamefigaro.jp/interior/series/utsuwa-dictionary/)からどうぞ

二人のうつわの在り方を紐解いた内容です。
是非ご覧いただいて、展覧会に足を運んでいただければ何よりです。



軽やかなリズム…。

青磁ねじり銘々皿w14.8cm h2.3cm


気がついたら側にずっとある、そんなうつわです。
是非手に取ってご覧ください。



物語を感じるうつわ…。

玉子手亀ノ甲小鉢w15.5cm h4cm


子供がうつわを見たときに、情景を思い出すようなうつわを作りたい。
と語る安齋さん。是非手に取ってご覧ください。




古いもののような、遠い国のもののような。

でも、どこか懐かしい…。


白磁染付ふねw15×8cm h2.8cm


きっちりし過ぎない間(ま)のあるうつわが好きだという安齋さん。
リラックスできる優しいうつわです。是非手に取ってご覧ください。



てふてふ(蝶々の旧仮名遣い)という名の豆皿…。

白磁てふてふ豆皿w11×10.5cm h2.5cm


食卓にこんな豆皿があるだけで、優しい気持ちになれそうです。
是非手に取ってご覧ください。


 Posted by at 4:35 PM
4月 082019
 




白磁、青磁、灰釉のある風景…。

白壺 w18cm h23.5cm
青磁菱形菊鉢 w20×16.5cm h6cm
灰釉輪花小鉢 w16.5cm h4cm


長く使って もらって 愛着が湧いてくるようなうつわを作りたい。
だから主張しすぎないように気をつけてると言う安齋 新さん。

釉掛けの指跡、あえてムラのある焼き具合、きれいすぎない高台の削り、
ほんのささやかなところに味わいを忍ばせています。

時間が経っても飽きないうつわ、是非ご覧ください。




ほんのり青磁…。

左/青磁鉢w22.5cm hcm
右/青磁菱形菊小鉢w15×13.5cm h4.8cm




異国の匂い…。

青磁陽刻6寸鉢w17.5cm h4.5cm


懐かしいような、異国のもののような、古いもののような、
どこかで出会ったような、ほのかに時代や国を越えた エッセンスを漂わせたうつわ。
是非ご覧ください。




やわらかな陰影…。

青磁なます7寸皿w19.5cm h4.3cm


安齋さんの青磁は、見る場所、時間、季節によって
様々な淡い色合いに見えます。
光と影が織りなすやわらかな風景、是非ご覧ください。




白磁を愉しむ…。

白磁ねじり杯w4.2cm h4.8cm
白磁蓮華B w10.8×5cm h5.5cm
白磁隅切り長皿B w32.3×9.3cm h3.8cm


探そうとするとなかなか出会えない、いい形の蓮華(二種類)や
小さな杯、様々な豆皿など、白磁の味わいを愉しめるものがいろいろ届いています。
是非手にとってご覧ください。




新しい玉子手のうつわ…。

玉子手キク紋w19cm h4.5cm


キクの紋様をふわっとやわらかい雰囲気に仕上げた玉子手のうつわ、今回の新作です。
是非手にとってご覧ください。



キリッとした味わい…。

灰釉輪花小鉢 w16.5cm h4cm


青磁、白磁、玉子手、灰釉と、
やわらかな風合いからキリッとしたものまで、
絶妙に考えられた世界観です。



懐かしいような、初めてのような…。

白磁染付なます皿 w15.5cm h4cm


異国のエスニックな衣装の幾何学文様を染付にし、
あまり上手過ぎないように描くのだそうです。

懐かしさがありながらも、新鮮なうつわ、是非手に取ってご覧ください。

 Posted by at 5:45 PM
4月 012019
 

安齋 新・厚子 展
4月6日(土)− 15日(月)
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
作家在廊日 6日 ※定休日10日
ほのかに…。 
懐かしいような、異国のもののような、
古いもののような、どこかで出会ったような。
二人が作るのは、ほのかに時代や国を越えた
エッセンスを漂わせたうつわ。
春の日、やわらかな玉子手のうつわなどご覧ください。
〈略歴〉
安齋 新
1971  東京都生まれ
1988  佐賀県有田窯業大学校轆轤科、本科卒業
安齋 厚子
1974  京都市生まれ
1996〜99  寄神 宗美氏に師事
2003  京都市工業試験場専修科卒業
 Posted by at 12:57 PM
3月 262019
 

雪月風花…。

五風十雨…。


今日の横浜は雨模様です。

昨日をもちまして、
光藤 佐 陶展は終了いたしました。

足をお運びくださったみなさま、
ありがとうございました。

赤絵の文字を眺めながら
季節や風景を感じていただければ
何よりです。



【この後の営業スケジュール】
3/26(火) 搬出休
3/27(水) 定休日
3/28(木) 定休日
3/29(金) 常設展示
3/30(土) 常設展示
3/31(日) 常設展示
4/1 (月) 常設展示
4/2 (火) 常設展示


五日間ではありますが、
久しぶりの常設展示となります。
色々な作家の方の器を
ご覧いただけます。
どうぞ気軽に足をお運びください。


sumica栖は11階建てマンションの
1階にあるのですが、
建物の大規模改修工事のため、
足場などで覆われ
わかりにくくなっています。

マンション入口の右側、
階段を4段ほど降りたところに入口が
あります。
ご不便をおかけしますが、
よろしくお願いします。


 Posted by at 11:42 AM
3月 222019
 


やわらかな曲線の形、
内側には気持ちいい一筆の刷毛目…、
春らしいうつわです。

刷毛目四方鉢    w20×16cm h7.5cm
(小)w16×13.5cm h7cm



白磁の肌合い…。

窯中で灰を被り結晶化し、
ほのかに花が咲いたような肌合いです。

白磁碗w13.6cm h8.5cm



マチスの切り絵のような…。

「もともとは蓮か睡蓮、をデフォルメしました。面白いでしょ!」
と語る光藤さん。

粉青掻落鉢w22cm h4.7cm


古典を掘り下げるというよりは、
独自の解釈と遊び心でうつわ作りを楽しんでいる光藤さん。

そんな気持ちが伝わってくる展示です。



引き算の美…。

形の美しい花器があるだけで、空間は落ち着いて見えてきます。

黒釉扁壺w18.5×14.5cm h23.5cm



穴窯焼成の志野…。

灰を被り、見込みにはたっぷりとビードロが。

志野茶碗w13.5cm h9.5cm


ただいま、光藤佐陶展開催中です。

会期は、3月25日(月)までです。
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)


今回、茶碗はこの志野茶碗の他に黒織部、井戸、象嵌青磁などがあります。
是非、手に取ってご覧ください。

横浜山下町でお待ちしています。

 Posted by at 4:13 PM
3月 202019
 

おかめの顔にひょっとこの口、
ふざけてるようですが、
なぜか お料理映えするカタチです…。

粉引片口鉢 w16.5×17cm h6.5cm


ただいま、
光藤 佐 陶展 開催中です。

会期は、3月 25日(月)までです。
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
※明日 21日(木)は定休日です。


光藤さんの粉引は、黄色がかって
雑味のある粉引です。
薪窯の味わいとともにお楽しみください。

横浜山下町でお待ちしています。


手の仕事、灰の景色…。

青磁白黒象嵌茶碗 w18.7cm h5.5cm


白土と黒土を文様に埋め込んで
削り出し、青磁釉を施しています。
繊細な仕事と灰被の味わいを
お楽しみください。



風景を感じるうつわ…。

赤絵筒湯呑 w7cm h8.8cm


近年、取り組む漢詩を使った赤絵の仕事。

眺めているだけで、自然の風景や気配を
感じるような気がします。


滲んだ風情を楽しむ…。

安南鉢 w16.5cm h6.3cm


古典を掘り下げるというよりは、
自分なりの解釈で楽しむ光藤さん流の安南手です。

これからの季節に、気持ちいいうつわです。
是非、手に取ってご覧ください。

横浜山下町でお待ちしています。


マチスの切り絵のような…。

「もともとは蓮か睡蓮、をデフォルメしました。
面白いでしょ!」と語る光藤さん。

粉青掻落鉢w22cm h4.7cm


古典を掘り下げるというよりは、独自の解釈と遊び心で
うつわ作りを楽しんでいる光藤さん。
そんな気持ちが伝わってくる展示です。
是非ご覧ください。

 

 Posted by at 6:31 PM
3月 202019
 

作ることへの圧倒的なパワーを感じる
濃密な展示です。

本日3月16日より、
光藤 佐 陶展 開催です。

3月16日(土)− 25日(月)
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
作家在廊日 16日、17日 ※定休日 21日


悦楽のうつわ…。

天空の城として知られる竹田城跡のある
兵庫県中北部 和田山町で
制作する光藤さん。

料理映えする数々の定番のうつわで
知られながらも、
近年、漢詩の赤絵など、
作る楽しさが伝わってくる
うつわが増えてきました。

料理を、花を、日々を
楽しくしてくれるうつわ、
是非ご覧ください。


春の宴、
獅子狛犬達も喜んでいます…。

左/赤絵鉢 w23.8cm h12.3cm
中/白磁獅子狛犬 w5cm h10.5cm
右/粉青線刻扁壺 w26.5×11.5cm h28.5cm


お料理映えする食器を基本にしながらも、茶碗、酒器から書画まで、
そして 水滴などに使われる様々なオリジナルのなキャラクターなど、
独自のスタイルを見せてくれる展示になっています。


なにより
料理映えするうつわであること…。

刷毛目四方鉢 w22.5×21cm h6.3cm


朝鮮陶磁に影響を受けたものから唐津や志野、黄瀬戸など
多彩な作風に見えますが、
光藤さんが なにより大切にしているのは
お料理映えするうつわであること。


空気が凛とする心地良さ…。

失透した濃紺の瑠璃釉と
灰被りの白磁…。

右/瑠璃釉木瓜花入 w12.5cm h31.5cm
左/白磁輪花皿七寸 w20cm h5cm


様々な様式や技法を使いながらも
どれも光藤さんらしい凛とした空気感があります。
是非、手に取ってご覧ください。


ほっとする優しさ…。

志野四方向付 w16.5cm h6.5cm


家庭の食卓でこんな志野を使うと
とても新鮮で優しい気持ちに
なれそうです。



ある朝、気がついたら
照れ臭そうに下向きに花が咲いていた…。

花/貝母百合(バイモユリ)
別名 編笠百合(アミガサユリ)

白磁面取花入 w15cm h25cm


様々な様式のものを独自の解釈で見せてくれる光藤さん。
花器も白磁面取、黒釉扁壺、瑠璃釉木瓜、粉青線刻扁壺、鉄絵俵壺など、
ご覧いただけます。

 Posted by at 6:00 PM