3月 202019
 

作ることへの圧倒的なパワーを感じる
濃密な展示です。

本日3月16日より、
光藤 佐 陶展 開催です。

3月16日(土)− 25日(月)
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
作家在廊日 16日、17日 ※定休日 21日


悦楽のうつわ…。

天空の城として知られる竹田城跡のある
兵庫県中北部 和田山町で
制作する光藤さん。

料理映えする数々の定番のうつわで
知られながらも、
近年、漢詩の赤絵など、
作る楽しさが伝わってくる
うつわが増えてきました。

料理を、花を、日々を
楽しくしてくれるうつわ、
是非ご覧ください。


春の宴、
獅子狛犬達も喜んでいます…。

左/赤絵鉢 w23.8cm h12.3cm
中/白磁獅子狛犬 w5cm h10.5cm
右/粉青線刻扁壺 w26.5×11.5cm h28.5cm


お料理映えする食器を基本にしながらも、茶碗、酒器から書画まで、
そして 水滴などに使われる様々なオリジナルのなキャラクターなど、
独自のスタイルを見せてくれる展示になっています。


なにより
料理映えするうつわであること…。

刷毛目四方鉢 w22.5×21cm h6.3cm


朝鮮陶磁に影響を受けたものから唐津や志野、黄瀬戸など
多彩な作風に見えますが、
光藤さんが なにより大切にしているのは
お料理映えするうつわであること。


空気が凛とする心地良さ…。

失透した濃紺の瑠璃釉と
灰被りの白磁…。

右/瑠璃釉木瓜花入 w12.5cm h31.5cm
左/白磁輪花皿七寸 w20cm h5cm


様々な様式や技法を使いながらも
どれも光藤さんらしい凛とした空気感があります。
是非、手に取ってご覧ください。


ほっとする優しさ…。

志野四方向付 w16.5cm h6.5cm


家庭の食卓でこんな志野を使うと
とても新鮮で優しい気持ちに
なれそうです。



ある朝、気がついたら
照れ臭そうに下向きに花が咲いていた…。

花/貝母百合(バイモユリ)
別名 編笠百合(アミガサユリ)

白磁面取花入 w15cm h25cm


様々な様式のものを独自の解釈で見せてくれる光藤さん。
花器も白磁面取、黒釉扁壺、瑠璃釉木瓜、粉青線刻扁壺、鉄絵俵壺など、
ご覧いただけます。

 Posted by at 6:00 PM

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